20260823 東淀川教会礼拝宣教要旨 「主の食事とは」使徒言行録2章
2026年8月23日
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聖書箇所 使徒言行録2章36−47節
だから、イスラエルの家はみな、はっきりと知らなくてはなりません。あなたがたが十字架につけたこのイエスを、神は主とし、またメシアとなさったのです。」(36)
人々はこれを聞いて大いに心を打たれ、ペトロと他の使徒たちに、「兄弟たち、私たちは何をすべきでしょうか」と言った。(37)
そこで、ペトロは彼らに言った。「悔い改めなさい。めいめい、イエス・キリストの名によって洗礼(バプテスマ)を受け、罪を赦していただきなさい。そうすれば、聖霊の賜物を受けるでしょう。(38)
この約束は、あなたがたにも、あなたがたの子どもたちにも、また、遠くにいるすべての人にも、つまり、私たちの神である主が招いてくださる者なら誰にでも、与えられているものなのです。」(39)
ペトロは、このほかにも多くの言葉で証しをし、「邪悪なこの時代から救われなさい」と言って彼らを励ました。(40)
ペトロの言葉を受け入れた人々は洗礼(バプテスマ)を受け、その日に三千人ほどが仲間に加わった。(41)
そして、一同はひたすら、使徒たちの教えを守り、交わりをなし、パンを裂き、祈りをしていた。(42)
すべての人に恐れが生じた。使徒たちによって多くの不思議な業としるしが行われていたのである。(43)
信じた者たちは皆一つになって、すべての物を共有にし、(44)
財産や持ち物を売っては、必要に応じて、皆がそれを分け合った。(45)
そして、毎日ひたすら心を一つにして神殿に集まり、家ではパンを裂き、喜びと真心をもって食事を共にし、(46)
神を賛美していたので、民衆全体から好意を寄せられた。こうして、主は救われる人々を日々仲間に加えてくださったのである。(47)
宣教要旨「主の食事とは」宣教要旨「主の食事」
「主・イエスとの食事」(手も洗わず訪問者や仲間たちと行なった食事会、五つのパン・5千人満腹・12の籠、7つのパン・4千人満腹・7つの籠)はキリスト教各派・各教会にどう受け取られてきたか、最後の晩餐と聖餐式、洗礼との関係はどうなのか、の理解・解釈は実にさまざまです。
イエスが集まってきた実に多くの人々との食事の時を大切にしていたこと、宣教と働きかけの中心に「主の食事」があったことは確かです。パン(主食や自然からのプレゼント)は神からの贈り物として受け取り、顔を合わせることのできる最後尾の隣人(貧しい人々)との分かち合いのネット(食事会)が広がることは神の国の宣教の核心部だと思われます。
「瀆聖トクセイ」という言葉があります。神の聖性、イエスの聖性を冒涜している、という意味です。 十字架上で裂かれたイエスの体と血とを、自分の一生を教会やイエスに捧げた者でない人(未受洗者)が、ただの食べ物として受け取るのはイエスの十字架を冒涜している!という捉え方がありますが、イエスは洗礼を授けていませんし、イエスから差し出された恵みを受けられる人、受けられない人に何らの基準を設けてはいません。主イエスが無条件で差し出しておられるゆえ、私たちも無条件の愛や赦しを隣人に差し出すことをイエスから学んでいると思うのです。
とって食べよ、とって飲めと主イエスから無条件に差し出された恵み。“洗礼を受け”、“教会生活や教会活動に励み”、信仰生活を続けてきたキリスト者が、“未受洗の”、“教会活動もしていない”、今日来たばかりの、信仰者として評価できない人が、自分と同じように主の聖餐に加わるのはオカシイ、と思ってしまう“躓き”をどう乗り越えるのかは、クリスチャン、キリスト者に課せられた課題だ、と思うのです。
「主の食事」「最後の晩餐」「聖餐式」の関係について
カトリック教会: 「聖体祭儀(ミサ)」と呼びます。パンとぶどう酒は、司祭の祝福によって本当にキリストの肉と血に変わる(実体変化)とみなされています。葡萄酒は司祭のみ。
正教会: 「聖体礼儀」または「聖体機密」と呼びます。カトリック同様に、パンとぶどう酒がキリストの真の体と血に変容し、その神秘のメカニズムは厳密に定義せず“神聖なもの”とされています。
プロテスタント: 「聖餐式」または「主の晩餐」と呼びます。十字架の死を憶え、受洗者によるキリストとの霊的な交わりを深める「記念(象徴)」)毎月一回〜年数回。イエスが出会ったすべての人にご自身を差し出した、との理解から当教会は全員配餐です。
東淀川教会では、全員配餐(受け取る人の自由)、金田が主任となってからは毎週の聖餐式。イエスからの宣教とイエスとの食事を同じように重視したいと願ったゆえです。
人の“神の子”としての誇りを取り戻し、誰もが食べ物を分かち合う関係から排除しない、させない関係を作り出す活動がイエスたちの、神の国宣教の中心にあったと思うのです。