カウンセリングルームより

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カウンセリングって、元々の日本語じゃないですよね。近い日本語で言えば、“相談室”でしょうか。相談したい人が、目的の「相談室」を訪れ、相談室の人(カウンセラー)から、助言とか意見を聞く、と理解するひとが多く、「助言を与える側」と、「助言を受け取る側」の上下関係が自ずと発生しやすくなります。

 わたしは「カウンセリング」を、来談者自身による心の整理のため、来談者と、多少の心理学的知見を持ったカウンセラー、双方による「無意識の発掘」、共同の作業場になれたらいいな、と思っています。

 あくまでも主人公は来談者(相談者)であり、カウンセリングルームが安心安全秘密な場であり、来談者のこころが自由に、実験的に動き出すことができる場であり、それを援助できれば、セラピスト(臨床家)と呼ばれる資格があるのかなと思っています。
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ネットのズームによるカウンセリングを実験的に開始します。

 収まってきたとはいっても、まだまだコロナウィルスへの恐怖が続いています。更に、私、金田が愛煙家であり、「カウンセリング場所が煙草臭い」と嫌がられる方もおられます。
 そんなわけで、PCなどを使いこなしているわけではありませんが、ズームによるカウンセリングを行うことにしました。(2022年10月より)
直接の面談によるカウンセリングの場所は、東淀川教会か、西宮市の「西宮宗教問題相談室」(金田の自宅兼相談室)です。

◎箱庭療法を行っています。

◎夢分析を行っています。

◎自律訓練法、内観療法を用いることもあります。

◎ご希望の心理療法があれば、学びながら一緒に実践させていただきます。

◎「ユング心理学」を基礎としています。

自己紹介 (臨床心理士 金田恆孝)

1951年生まれです。愛煙家です。じいさんです。妻がいます。
理想とするカウンセラーは、究極は聖書に登場するナザレのイエスですが、ユング派の諸先輩から多くを学びました。
これまで、熱狂的なカルトと呼ばれる集団にはまってしまった人の家族カウンセリング(30年間ほど)や、高校や中学校や小学校のスクール・カウンセラーも経験(25年間ほど)してきました。

カウンセリングとは、カウンセリングを利用する人が中心となって、カウンセラーを試したり、利用したりできる「こころの実験室」だと考えています。もしも「役に立たないなあ」と思われたら、遠慮なく早めに申し出てください。

◎こんなこと ご相談ください。
カルトと呼ばれている熱狂的団体や、自分たち以外の、ほかの考え方を認めない独善的な団体、危険なセクトと呼ばれる、自分の意志で簡単に辞めたり自由に出入りしにくい団体などに家族や友人がはまっていて、自然な対話や関わりが成り立たず困っている方。

親や親族が閉鎖的、熱狂的集団に参加しており、ともだちや第三者には理解してもらいにくい悩み、生きづらさ、悩みを抱えている方。

宗教二世という表現は、宗教家でもあるわたしは使いたくない表現です。ただし、親の宗教活動や親の思想信条に子どもを一方的に従わせることはしてはならないことだと思います。

☆「自己啓発セミナー」、「自分を変えるための心理セミナー」等々、自分を変えたいと思う心を利用して、セミナーに費用を払わせながら、その団体に依存させられ、その団体のために働き続けている親族や友人について相談したい方。

☆ずっとこころの奥に、ひとには言えない体験や秘密があり、蓋をし続けている。


☆睡眠薬や向精神薬依存を減らしていきたい。止めたいけれど止めた後が怖い。


☆部屋や家から外に出にくい。外の世界や対人関係がしんどい。


☆止めたいけれど止められない依存症(薬物、アルコール、その他)がある。

※秘密は厳守致します。


面談について
一回50分が原則です。
ペースとしては月に一回か二回が基本ですが、課題が大きい場合には、毎週一回の場合もあります。

カウンセリングは半年単位で更新するか中止するかを双方の話し合いで決めます。
料金について
料金は無料とします。ただ、私とのカウンセリングが役に立った、謝礼がしたい、と思われたら、カウンセリング一回あたり5千円を目安にカウンセリング料としていただけたらカウンセラーとしての喜びです。生活費に困窮しておられるならば、負担にならない金額でかまいません。

面談予約

面談予約 080−6183−7177  メール fatminicanada@gmail.com
ファックス 0798−64−7177

直接顔を合わせる面談の場合、場所は西宮宗教問題相談室(西宮市上之町4−4 自宅兼用)か、東淀川教会です。

メールでの相談も受け付けます。