ふと近づいてくる人があった

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こんな夢をみた
妙に明るい雑踏の中だったように思う。ひとにぶつからないようにひとりで歩いているわたしに、ふと近づいてくる人があった。年上なのか、年下なのか、男なのか、女なのか、日本人なのか外国人なのか、知っている人のようでもあり、まったく知らない人のようでもあり、思い出せないが、なぜかとても懐かしいような雰囲気があった。
近づいてきて立ち止まり、わたしを見つめながら日本語で優しげに言うのだった。「あなたはすでに死んでいるんですよ」
遠くなったこの耳にそれははっきりと伝わり、瞬間わたしは「ああ、やっぱり!」と声にならない声で答えていた。
世の中からかなりずれてしまっていることを恐る遅る?怖れていたが、ズレているどころか、きっぱりど断絶していることを知らされて、妙に納得した気分になっている夢だった。

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