東淀川教会 20180819 礼拝 イザヤ書5章1-6節 ルカ福音書6章13章25-27節 テーマ「不義のまま主を呼ぶ」司式:金田恆孝
旧約聖書 イザヤ書6章1-6節
どうか、あなたが天を裂いて下り、あなたの前に山々が震い動くように。火が柴木を燃やし、火が水を沸かすときのごとく下られるように。そして、み名をあなたのあだにあらわし、もろもろの国をあなたの前に震えおののかせられるように。あなたは、われわれが期待しなかった恐るべき事をなされた時に下られたので、山々は震い動いた。いにしえからこのかた、あなたのほか神を待ち望む者に、このような事を行われた神を聞いたことはなく、耳に入れたこともなく、目に見たこともない。あなたは喜んで義を行い、あなたの道にあって、あなたを記念する者を迎えられる。見よ、あなたは怒られた、われわれは罪を犯した。われわれは久しく罪のうちにあった。われわれは救われるであろうか。われわれはみな汚れた人のようになり、われわれの正しい行いは、ことごとく汚れた衣のようである。われわれはみな木の葉のように枯れ、われわれの不義は風のようにわれわれを吹き去る。
ルカ福音書6:章46節 13章25-27節
6-46 each tree is known by its own fruit. For of thorns men do not gather figs, nor of a bramble bush gather they grapes.
わたしを主よ、主よ、と呼びながら、なぜわたしの言うことを行わないのか。
ルカ福音書13:25-27
家の主人が立って戸を閉じてしまってから、あなたがたが外に立ち戸をたたき始めて、『ご主人様、どうぞあけてください』と言っても、主人はそれに答えて、『あなたがたがどこからきた人なのか、わたしは知らない』と言うであろう。
そのとき、『わたしたちはあなたとご一緒に飲み食いしました。また、あなたはわたしたちの大通りで教えてくださいました』と言い出しても、彼は、『あなたがたがどこからきた人なのか、わたしは知らない。不義を働く者どもよ、みんな行ってしまえ』と言うであろう。
宣教題「不義のまま主を呼ぶ」
ババ・ヴァンガ 1911年1月31日に現マケドニアで誕生。12歳の時に竜巻に呑み込まれるという不幸に遭い、失明。彼女は視力を失った代わりに高度な予知能力を得た。一般人には見えない「不思議な生き物」から未来の世界で起こる出来事を予知夢として見せられていたのだという。肉体を離れた魂、精霊たちに用いられてビジョンが見えるようになったともいえる。1996年85歳で死亡。
主な予言
第二次世界大戦の主な出来事を死ぬ前に予言していた。
2018年 中国が超大国になる。
2025年 ヨーロッパの過疎化が進む
2028年 新たなエネルギー源が積極的に開発されるようになる。
2033年 世界の水位レベルのアップ。
2043年 イスラームが欧州を動かし始める。
2046年 全ての身体器官が再生可能となる。
2066年 米国はイスラ-ムに気象兵器を使用する
2076年 共産主義者が地上問題の解決に乗り出す
2088年 新しい病気の発生、短時間の老化 早老症
2100年 人間のアンドロイド化が進む 人工太陽が動く
大切なものは「犬」と「人形・ロボット」と、子どもだけになる。
精神から肉体は分離され、その肉体は医療に引き渡される……。
彼女は視力を失った代わりに高度な予知能力を得た。彼女は未来を見通すことができたわけではなく、一般人には見えない「不思議な生き物」から未来の世界で起こる出来事を予知夢として見せられていたのだという。
緩慢な魂の死へのプロセスを、死せる魂たち、精霊たちが彼女を通して現代人たちに教えているようにも感じられる。
悔い改めようとはしない強者たちに支配され、多くの人々が追従する不義に満ちた現代社会。ともに滅ぼされるに違いないのだけれど、生ける神はこの世を怒っているはず、という畏れの感覚は持ち続けたい。
○先週の出来事
オウム真理教による一連の事件で29名もの死者が出た。大きな罪への罰としてバランスをとるかのごとく、「死刑は当然」の声を利用して13名もの死刑執行が行われた。と、突如現れた、一人の看護師による20名以上、40人ほどが動機不明なまま殺害されたのではないかという事件が今、報道されている。「世・社会そのものが激しく病んでいる」という視点が更に重要になっていると思われる。