東淀川教会20180211礼拝 ナホム2:11ルカ4:33-37主題「悪霊の正体を見極める」司式:金田恆孝

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礼拝worship
前奏prelude~招詞invitation~讃美hymn~主の祈りLord’s Prayer~使徒信条Apostles Creed ~交唱alternately Pray~Bible~讃美hymn~Message~讃美hymn~
聖餐式Holy communion~Thanks hymn~献金 donation~頌栄doxology~祝祷Benediction

2月(招詞)
御言葉はあなたのごく近くにあり、あなたの口と心にあるのだから、それを行うことができる。申命30:14
the word is very nigh unto thee, in thy mouth, and in thy heart, that thou may do it.

Nahum ナホム書2章11節
万軍の主は言われる、見よ、わたしはあなたに臨む。わたしはあなたの戦車を焼いて煙にする。つる
ぎはあなたの若いししを滅ぼす。わたしはまた、あなたの獲物を地から断つ。あなたの使者の声は重
ねて聞かれない。

Lukeルカ福音書4章33-37節
すると、汚れた悪霊につかれた人が会堂にいて、大声で叫び出した、
「ああ、ナザレのイエスよ、あなたはわたしたちとなんの係わりがあるのです。わたしたちを滅ぼし
にこられたのですか。あなたがどなたであるか、わかっています。神の聖者です」。
イエスはこれをしかって、「黙れ、この人から出て行け」と言われた。すると悪霊は彼を人なかに投
げ倒し、傷は負わせずに、その人から出て行った。
みんなの者は驚いて、互に語り合って言った、「これは、いったい、なんという言葉だろう。権威と
力とをもって汚れた霊に命じられると、彼らは出て行くのだ」。
こうしてイエスの評判が、その地方のいたる所にひろまっていった。

宣教要旨(悪霊の正体を見極める)
イエスの宣教に対して、ガリラヤの会堂にいた、悪霊に取り憑かれた者が大声で叫びだした、という
。イエスのことばが「悪霊」を追い詰めていたのでしょう。「なぜ追い詰めるのか、ほっといてくれ
ないのか、なぜおれたちを殺そうとするのか、神の聖者だからか!」と滅ぼされることに脅えてパニ
ックを起こしているようです。“悪霊にだって生きる権利はあるんだ!”と叫んでいるようにも聞こ
えます。
イエスは「黙れ!この人から出て行け!」 Hold thy peace, and come out of him.と命じられま
す。死ね!でも、滅びよ!でもなく、「この人から出て行け!」です。
明らかに、「この人」と取り憑いている「もう一人の誰か」を分離しようとしています。「離れなさ
い」「帰るべき所に帰りなさい」というニュアンスを感じます。「取り憑いているもう一人の誰か」
に対して生きる権利を認め尊重しているように思われます。
この取り憑いているもう一人の誰かを、本人から切り離して見極める眼をどうしたら得られるのでし
ょうか。脅えて咆哮する誰かはライオンの叫びに似ています。
ナホム書
ししのすみかはどこであるか。若いししの穴はどこであるか。そこに雄じしはその獲物を携え行き、
その子じしと共にいても、これを恐れさせる者はない。
吼えるライオンも子どもを養おうとしている… ナホム書において、滅びるべきニネベの町として
読むのではなく、子じしと自分を養う親じしの姿をしっかりみすえて、互いがともに生きられる姿を
探りながら、分離させて帰るべきところに帰す、新たな居場所に行かせる働きを学びたい。
悪霊Evil spirit を見極める眼と、悪霊へのやさしさが求められている。

○先週の出来事
平昌、冬季オリンピックの開会式。報道される絵を前提とした、これでもかとばかりの視覚的な演出
が目立った。どうせならCGFですべて作って、番組として完成したビデオを配信するだけにしたら良
いと思う。

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